診療スタッフ不足による診療体制の縮小について
当院の診療は、獣医師の他にフルタイム勤務の診療スタッフが3人以上必要なのですが、求人募集をしてもほとんど応募が無く、常に慢性的な人手不足で診療体制を維持するのが困難な状況がずっと続いております。
8月下旬からフルタイム勤務の1人が産休に入り、現在はフルタイム勤務1人とパートタイム勤務(午前のみ/日曜休み)1人で、午前は2人、午後は1人体制でなんとか診療を行っています。
平日/土曜の午後と日曜の午前は、診療スタッフが1人になってしまうため、中~重度の病気や怪我の検査・処置・治療などは十分な対応が出来なくなります。
①ワクチン接種、②慢性疾患の継続再診、③軽症の疾患くらいしか診られなくなり、暴れる犬猫や大型犬の診療も診療スタッフ1人では保定が困難なため、対応が出来ません。
また、事前にご予約の無い飛び込み受診は、診療をお断りすることになる可能性が高いです。
誠に申し訳ございませんが、以上のような理由により、初診と中~重度の病気や怪我の診療(血液検査・Ⅹ線検査・創傷処置などが必要と思われる場合)は、出来る限り平日/土曜の午前でご予約を取って頂くようお願いします。
平日/土曜の午後と日曜の午前の診療は、完全(事前)予約制でのみ、承ります。
インターネットからのご予約は、①のワクチン接種のみ可能です。②慢性疾患の継続再診 および ③軽症の疾患は、お電話または診察終了後に受付でご予約をお取り下さい。
獣医師と診療スタッフ1人では対応が不可能な病気や怪我の場合には、診療をお断りさせて頂くことがございます。予めご了承下さい。
さらにパートタイム勤務のスタッフは、幼児2人の子育て中のため、子供の病気や保育園の行事等の理由で突然お休みや早退になることがあります。その場合は事前に予約をされていても、急に日時を変更させて頂くことになるかもしれません。予めご了承下さい。
このような状況下ですが、来年4月には1人の新人スタッフを採用する目途がつきました。そのため、この診療体制は来年4月までの臨時の経過措置となります。
動物看護師は専門職なので、誰でも良いというわけにはいかず、また専門学校を卒業していても、新人が日常業務を1人でこなせるようになるまでには、早くて約2年、標準で約3年程度は掛かります。
このような事情をご理解いただければ幸いです。飼い主の皆様のご理解、ご協力をお願い致します。